北海道大学は、日本有数のキャンパスを誇る総合大学として、全国に知れ渡っています。キャンパス内には、「ポプラ並木」「第二農場」など観光スポットになっている“場所”や“文化施設”などが建ち並び、ここで約2万人の大学生と大学関係者が活動しています。
北海道大学では、2006年12月に日本初の学内映画館を目指すプロジェクトがスタートしました。ウィリアム・スミス・クラークを記念してたてられたクラーク会館の講堂を舞台にした、その名も「CLARK THEATER」です。大学内シアターは、欧米にはありますが、日本には存在していません。そのため期間限定の映画館イベントを設立し、常設化を目指し始めました。
そんな第一回イベントの基調講演を行ったのが、北大工学部出身でショートフィルム作家として活躍している島田英二監督だったのです。イベント終了後、「このキャンパスをフィルムに収めよう」と北大映画館の創設者である私と島田英二監督がとある居酒屋で話はじめたのがきっかけでした。そして製作されたのが、この『銀杏の樹の下で』です。
北海道大学にこだわった本作品は、法学部出身の寺田英司氏(エグゼクティブ・プロデューサー)を招き入れ、キャストも現役の北大生から選抜、舞台も北海道大学キャンパス内で撮影されました。
今回は、大学内でも特に「銀杏並木」を舞台に選んでいます。私たち学生が毎日通学している観光スポットにもなった、鮮やかな黄色い世界をフィルムに収めました。また本作品には、学生への支援事業「北大元気プロジェクト2007」の採択企画として、製作費の一部が使われています。
そんな北海道大学の思いを十分に凝縮して作品に収めました。この作品が、世界中に発信されることで、新たな北海道大学の魅力付けができること。それが私たちの願いです。
2008.4 |